第1話『A3!って何？』

【MANKAI☆桜子の解説コラム】

はじめまして。
イケメン役者育成ゲーム『A3!（エースリー）』！皆さまプレイされていらっしゃいますでしょうか？

このたび当サイトにてはじまりましたこちらのコーナー『サクッと分かる「MANKAI☆マンガ宣言」』におきまして、不肖わたくしMANKAI☆桜子が主に初心者の方向けの解説役を仰せつかりました。おまえ誰だよ？との声も聞こえてくるような気もいたしますが、わたくしも多くの皆さまと同じく『A3!』を、そしてMANKAIカンパニーを愛する者。以後、どうぞよろしくお願い申し上げます。

それではさっそく本題へ。

～『A3!』って何？～

漫画の中でインテリヤクザっぽい人が説明していますが、

「A3!とは、借金だらけの劇団の再建を目指し仲間たちと数々の苦難を乗り越え、演劇の素晴らしさを伝える笑いあり涙ありの愉快活発なゲーム」
はい、おっしゃる通りです。が、ここではもう少しだけ踏み込んだストーリー説明をいたしますね。

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かつて栄華を極めた老舗劇団「MANKAIカンパニー」。しかしいまでは創立者も行方不明となり、借金まみれでつぶれかけ。ある日、創立者の娘であるあなた（プレイヤー）はひょんなことからこの劇団の主宰兼総監督となる。

劇団にはたったひとりの劇団員と支配人（とおしゃべりなオウム）のみ。あなたは提示された取り壊し回避の条件を達成するべく、団員を集め、もう一度劇団の栄光を取り戻すために立ち上がるのだった…。

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…というようなお話です。

そんなこと言って、どうせすぐ栄光取り戻せちゃうんでしょ？と思ったあなた。よろしいですか。まずここはボロボロの小劇団。集まるのは演技素人の子（ときには訳あり）ばかり。
喧嘩っ早い子もいれば、そもそも演劇にさほど興味のない子、わがままな子、我が道をいく子…と年頃の男の子たちばかりなものですから、それはもう一筋縄ではいかないわけです。

例えば、先ほどの漫画に登場した佐久間咲也くん。

彼は最初からこの劇団にいた子ですが、素人だけあってまあとにかく演技がひどいんです。

でも、彼には誰にも負けない気持ちがあります。それは「とにかくお芝居が大好き」ということ。自分の好きなものを、その素晴らしさをたくさんの人に伝えたい。だからどんなに苦労しても、怒られても、それを表現し伝えることをやめようとしないんです。彼の懸命さに、気づけば心から応援したくなること間違いありません。

そしてもう一人、皆木綴くん。

彼は劇作家を夢見ていました。けれど、兄弟がたくさんいてその面倒を見ることに追われていたことを理由に、その夢を先延ばしにしていました。そんな彼はある日、この劇団でチャンスを掴みます。今度こそ言い訳はしない。夢をかなえる覚悟はできた、だから自分は必ずやり遂げてみせると。

このゲームのキモのひとつは「ストーリー」です。彼らにはひとりひとり物語があって、そんな彼らがぶつかりあいながらも次第に心を、そして力を合わせて劇団を立て直していくんです。

ときに笑って、ときに涙して。読み応えあるシナリオとキャラクター、ただのゲームと侮ることなかれ、ここには彼らの「人生」が詰まっています。そして忘れちゃいけないのは声優さんたちの演技。これはちょっとすごいですよ。彼らはこの物語の中で「キャラクターを演じながら劇中の劇を演じ、かつ、次第にお芝居が上達していく様子」を見事に演じきっているんです。わたくしもすべてのストーリーをボイスONで楽しみましたが、何度も鳥肌が立つ体験をいたしました。

だから、皆さんにも見守ってほしいのです。

まだつぼみの彼らが、花開いていく様を。
仲間たちと一緒に成長し、役者としても、人間としてもどんどん魅力を増していく姿を。

『A3!』は、普段あまりゲームをやったことのない方でも非常にわかりやすくできていると思います。ゲームの遊び方の解説は次回以降にいたしますが、決して、損はさせません。わたくしの名に賭けて（ふざけたPNですけど…）誓います。

ここでしか得られない感動を。『A3!』、まだの方はぜひ体験してみてください。

…ところで先ほどの漫画でボロい服の怪しい眼鏡の人がやっていたあいうえお作文、わたくしもやりたくなったのでひとつ挑戦してみました。

「あ」っと驚くようなイケメンたちが
「あ」なたの周りに
「あ」つまってくる！！！

…お粗末でした。

次回は『A3!』の遊び方、全体の流れや自主練についてご説明いたします。

それではまた来週お目にかかりましょう！

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次回更新は【7月12日】予定！お楽しみに♪